洗練されたお洒落な場所もそれはそれで好きだけど
鉄骨のゴツゴツとしたような錆びた場所に、どうしようもなく魅せられたりする。
たまにどうしてだろうと考えるときがあるのだけど
それはきっと工場を営む父の影響が強いかもしれない。
小さいときから粉塵が立ち込め鉄の匂いがする工場で
毎日真っ黒になりながら汗まみれで働く父の背中を見てきた。
そんな姿をいつも男らしくてカッコいいって思ってた。
帰省したとき父と一緒に久しぶりに訪れた工場の中。
そこには幼少期に感じとってたあの頃のままの、働く現場の空気と光が変わらずに存在してて
懐かしさと過ぎ去りし遠き思い出が蘇り、目の奥がジーンと熱くなる。
明日からまた頑張ります。