東京の老舗酒場『
ふくべ』の戸をガラガラガラと引くと
年季の入った黒光りしているカウンターに人々が楽しげにひしめき合っている。
恐らくほぼ常連と思わしき方々。
とてもフレンドリーに「どうぞどうぞ」と席を空けてくれる。
大将のお薦めで樽酒のぬる燗を頼むと
隣に座ったオジサマが「これが合うから」「これを頼んで見て」と嬉しそうにお酒のアテを教えてくださる。
そんな中、サラリーマン風の男性が一人でやって来ては
大将の「あ、どうも、いらっしゃい」の声、そして彼は手をサッと上に風きりカウンターの奥へ。
このお店は昔から多くの人に愛されているということがヒシヒシと伝わる。
上品なお店も好きだけど、やっぱりこういう昭和の下町の感じ、大好きです。。。