
同じモノトーンでも昨日の記事とは全く間逆のモノクロームな世界にもやられてしまう。
かつて繰り広げられていたであろう活気ある色濃い黄金の時代から
少しずつ色褪せ、錆びれ、衰えて、やがて古ぼけていく。
でも確実に時を何度も重ねてきたものだけが醸し出すことの出来る哀愁や憂いを含んだ空間が
たまらなく魅力的に映るのです。
今は無き華やいだ時代に思いを馳せ、ところどころに残る過去の残像からその情景を懐かしむ。
そんな儚い空間に身をおくと不思議なくらいに痺れてしまうのです。
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歌子のしあわせ ~ 夜の題経寺 " Song by 映画 【男はつらいよ】